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Kyoto Cloisonne Hiromi-Art 京都七寶 Hiromi-Art 京七宝ヒロミ・アート
Production of Shippo and sale, Shippo-Making workshop 七寶的制造以及銷售,釉,物質的,具,七寶的經驗教室 七宝の製造および販売、釉薬・材料の販売、七宝の体験教室

Kyo-Shippo: Kyoto Cloisonné Enamel 京七宝

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[Movie] Kyo-Shippo (59 sec)

【動画】京七宝

※京のいっぴん物語-色彩の輝きに魅せられる-(59秒)



Kyo-shippo: Traditional arts of Kyoto

Shippo(Cloisonné enamel,'七宝') is the art of applying a glass glaze to metals, such as silver or copper, by firing the piece at temperatures of around 750 centigrade.
There are various types of cloisonne enamel depending on the technique applied, but all require high levels of craftsmanship and years of experience.
Kyo-shippo(Kyoto cloisonné enamel,'京七宝') cloisonne pieces thrived as decorative objects for Imperial palaces, shrines, and temples throughout the vibrant cultural Azuchi and Momoyama periods (around 1573 - 1603), durig which excellent metal-crafting techniques were developed in Kyoto.

京七宝とは

 金属の素地にガラスの釉薬を焼きつけて装飾したものを七宝と呼びます。
七宝には様々な技法がありますが、素地の表面に帯状の金属線を糊付けして図案を区切り焼付け、その枠の中に釉薬を施し、さらに焼きつける技法がよく知られています。
日本で最も古い七宝は、飛鳥時代の古墳から出土した飾り金具に施されていました。
京七宝は、安土桃山時代の華やかな琳派の影響を強く受けた京都の金属工芸の職人が、神社仏閣および御殿の装飾品に七宝を施し栄えた伝統工芸です。その装飾美は、小堀遠州によって、茶室などにも取り入れられました。
明治時代には名職人並河靖之やその図案を手がけた中原哲泉等により、京七宝はパリ万博にも出展されて、世界的に知られるようになりました。






Scientist and craftsmans ●京都で活躍した七宝家、技術者、職人
日本で最も古い七宝は飛鳥時代まで遡りますが、何処で誰によって作られたものなのか確かなことはわかっていません。
その後、室町時代~江戸期には京都で七宝器が使われた記録や、作られた記録が見られるようになります。堀川油小路に住んでいたという「嘉長(かちょう)」や「平田道仁」といった名が伝えられています。伝承では、嘉長は小堀遠州に登用され桂離宮などの七宝細工を手がけたといわれています。書き残されたものは乏しいですが、古来からの七宝器は今も京町屋や寺社などに残っており、当時の七宝を知ることができます。
明治時代に入ると、多くの記録を見ることができます。透明釉薬を開発したドイツ人学者ワグネル、その釉薬を用いて有線七宝を極めた並河靖之、京都の公家文化の趣を取り入れ靖之の作の下絵を手がけた中原哲泉、さらには、京焼や清水焼の著名な陶工らも七宝を手がけました。
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Gottfried Wagener
(1831-1892)
 
Namikawa Yasuyuki
Namikawa Yasuyuki並河靖之
(1845-1927)
 
Nakahara Tessen
Nakahara Tessen中原哲泉
(1864-1942)
 
Kinkozan Sobei
Kinkozan Sobei七代 錦光山宗兵衛
(1868-1927)
※錦光山和雄氏所蔵



List of Kyoto Cloisonne Enamel Craftsmans in Meiji eras ●明治期の京都の七宝家
明治期には、主要な万博等への出品記録の中だけでも、40名を超える京都の七宝家の名を見ることができます。以下はその一部です。
  • Inaba Nanaho
  • Kataoka Eisuke
  • Kanzan Denshichi
  • Kinkozan Sobei
  • Sibata Souzaburou
  • Yoshida Anbei
  • 伊藤 捨次郎(三条大橋): パリ万博
  • 稲葉 七穂(三条白川橋): グラスゴー万博(金賞)
  • 乾 栄三郎(上京区): セントルイス万博(銅賞)
  • 片岡 英助(上京区)
  • 幹山 傳七(清水): フィラデルフィア万博(※陶工)
  • 六代 錦光山 宗兵衛(粟田): フィラデルフィア万博(※陶工)
  • 佐野 豊三郎(三条白川橋): シカゴ万博
  • 柴田 宗三郎(下京区)
  • 高原 駒治郎(上京区): セントルイス万博(銅賞)
  • 高谷 謙三郎(三条大橋): セントルイス万博(銅賞)
  • 谷口 徳次郎(下京区): セントルイス万博(金賞)
  • 三上 伊左衛門(下京区): シカゴ万博
  • 吉田 安兵衛(下京区): パリ万博(銀賞)


Namikawa Yasuyuki ●並河靖之

-Namikawa Yasuyuki -The change of the style-
並河靖之の有線七宝の技量は、明治の京都の七宝家の中でも突出したものでした。内外の博覧会に出品して31回受賞し、内訳は金賞11、銀賞7、銅賞4といわれています。
  • 1876年 フィラデルフィア万博(銅賞)
  • 1878年 パリ大博覧会(銀賞)
  • 1883年 アムステルダム博(銀賞)
  • 1885年 ロンドン発明品博(銅賞)
  • 1885年 ニュルンベルク金工博(銀賞)
  • 1888年 スペインバルスロー博(銀賞)
  • 1889年 パリ大博覧会(金賞)
  • 1893年 シカゴ世界博覧会
  • 1900年 パリ万博
  • 1904年 セントルイス万博(金賞)
  • 1910年 日英博(美術品出品監査合格)

-並河靖之:その作風の変遷





*Kyoto cloisonné enamel tour ●京都の七宝

以下は、京都で七宝を見ることが出来る場所や、七宝ゆかりの場所です。引手や釘隠しなどの七宝細工は、知らなければ見落としてしまうかもしれません。是非、旅の中で七宝を発見する楽しみを体験下さい。 Kyo-Shippo(Kyoto cloisonné enamel) can be seen at the following places.



●七宝作品/遺例を展示している施設・美術館 *Art museum of kyoto cloisonné enamel

並河靖之七宝記念館
605-0038 京都府京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388(地図
【備考】旧工房(庭園、建屋)の見学、七宝作品の展示など。ヒロミ・アート東山店からはバスかタクシーで行くのが便利ですルート
清水三年坂美術館
605-0862 京都府京都市 東山区清水寺門前三寧坂北入清水3-337-1(地図
【備考】日本の七宝黄金期である明治の七宝作品(並河 靖之、林 小伝治、濤川 惣助、平塚 茂兵衛など)。ヒロミ・アート東山店から徒歩6分ですルート
角屋(すみや)もてなしの文化美術館
600-8828 京都府京都市下京区西新屋敷揚屋町32 角屋(地図
【備考】銅製家紋入籠目形の七宝引手や釘隠し。緞子の間、青貝の間、松の間(松の間は1925年の火災後の再建)。
京都 細見美術館
606-8342 京都府京都市 左京区岡崎最勝寺町6-3(地図
【備考】夕顔文釘隠、流水蛇籠文釘隠といった聚楽第(じゅらくだい)所用と言い伝える七宝を所蔵(注意:常設展示はされていません)。
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●古来から使われてきた七宝 *Legacy of kyoto cloisonné enamel

桂離宮
615-8014 京都府京都市西京区桂御園(地図
【備考】松琴亭二の間の「栄螺文(さざえもん)七宝引手」、新御殿一の間桂棚の「花文入り四つ鐶(かもんいりよつかん)形七宝引手」、中書院の「菊花文七宝引手」などの七宝を見ることができます。桂離宮の金物は嘉長の作と伝えられています。(注意:拝観は事前予約が必要です。)

修学院離宮
606-8052 京都府京都市左京区修学院藪添(地図
【備考】中離宮客殿の霞棚、客殿一の間、客殿ニの間などに17世紀の七宝引手や釘隠。(注意:拝観は事前予約が必要です。)
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大徳寺 竜光院
603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町53(地図
【備考】国宝の竜光院 密庵席(みったんせき)床脇の長押に七宝入り釘隠金物。(注意:通常非公開)
大徳寺 孤篷庵
603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町53(地図
【備考】重要文化財の孤篷庵(こほうあん)忘筌席 (ぼうせんせき)に七宝入り引手と釘隠。(注意:通常非公開)
西本願寺(黒書院)
600-8358 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル(地図
【備考】黒書院で七宝の釘隠しが使われています。平成の大修復にて痛んでいた七宝の釘隠も修復されました。
曼殊院門跡
606-8134 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42(地図
【備考】富士山型の釘隠など。
建仁寺
605-0811 京都府京都市 東山区小松町584(地図
【備考】堆雲軒には吊るして用いる舟形の七宝製の生け花器「青海波文釣花生」があります。(注意:通常は堆雲軒の拝観はできません)
十輪寺(なりひら寺)
610-1133 京都府京都市西京区大原野小塩町481(地図
【備考】ふすまにひょうたん形の引手。
宝泉院
601-1241 京都府京都市 左京区大原勝林院町187(地図
【備考】戸袋に七宝の引手。
廬山寺
602-0852 京都市上京区寺町通り広小路上る北之辺町397(地図
【備考】戸袋に七宝の引手。
 




●七宝ゆかりの地

舎密局跡(せいみきょくあと)
中京区夷川通河原町東入(地図
【備考】京都の産業を振興する目的で設立された理化学研究所の跡地。ドイツ人学者ワグネルらを招き、京都の伝統産業の技法の改良実験が行われました。七宝釉薬の改良にも大きな役割果たしました。現在は学校(銅駝美術工芸高等学校)に立て替えられており、過去の経緯が記された案内板を見ることができます。

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Seimikyoku-ato ゴットフリード・ワグネル、舎密局跡(せいみきょくあと)
岡崎公園(おかざきこうえん):ワグネル博士顕彰碑
〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町(地図
【備考】高さ4m、幅10mにも及ぶワグネル博士の顕彰碑があります。
平等院(鳳凰堂中堂)
611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
【備考】鳳凰堂中堂扉締りの金具は、平安時代唯一の七宝遺例ともいわれています(所説あります)。

●近年の七宝利用・復元

太閤山荘
603-8478 京都府京都市北区大宮釈迦谷10−37
【備考】敷地の一角には小堀遠州好の小間茶室「擁翠亭(ようすいてい)」があります。擁翠亭は、かつて上京区の「擁翠園」内にあったといわれています。本茶室は、明治初年に解体され140年間眠り続けた擁翠亭の古材を2015年に復元したもの。擁翠亭に七宝細工はありませんが、太閤山荘本館の板戸に七宝蝶に菊花文が施された引手を見ることができます。
武者小路千家茶室官休庵
602-0936 京都府京都市上京区武者小路通小川東入613
【備考】1993年に建てられた新しい茶室の起風軒(きふうけん)に七宝製の引手。(注意:通常公開されていません。)
京都迎賓館
602-0881 京都府京都市上京区京都御苑23 京都迎賓館
【備考】京都迎賓館・玄関に組みひもの結び文様を銀、黒、グレーで表現した七宝の引手。
黄檗山萬福寺
611-0011 京都府宇治市 五ケ庄三番割34
【備考】近年奉納された七宝の香炉。
サンメンバーズ京都嵯峨
616-8304 京都府京都市右京区嵯峨広沢南野町27-1
【備考】エントランス左手飾り柱に七宝細工『四季草木図』。






*Cloisonné ename of Japan ●日本の七宝
















に七宝入り引手と釘隠。