Peter Carl Fabergé (1846–1920) ピーター・カール・ファベルジェ(1846–1920)
Peter Carl Faberge stands as a representative of a vanished age: the age of the Czars and the fabulously rich imperial court in Russia. Eggs as symbols of creation and new life have been exchanged at Easter for hundreds of years. The Easter eggs which Faberge produced for the Czars were highly imaginative and ranged from the rather simple first imperial Easter egg to the complex creations of later years. 明治時代の頃、ロシアでは宝飾家ファベルジェが、有名なインペリアル・イースター・エッグを手がけました。 その豪華な卵はロシア皇帝(ツァー)のために製作されました。 エッグの製作においては、貴金属や宝石による装飾と共に、エナメル(七宝)の技法も用いられました。 ステンドグラスのように釉を透かすプリカジュールと呼ばれる技法や、金属胎の表面に彫刻などを施し、そこに透明な釉薬を焼付け胎の模様を透かして見せるバスタイユと呼ばれる技法など、様々な技法が見られます。 初期のエッグは比較的シンプルなものでしたが、後には非常に複雑なデザインのものが作られます。
ファベルジェのエッグは全部で65作といわれていますが、現在一部の作は失われています。
Jewelry/Ornaments ジュエリー/装飾品
Imperial Easter Egg インペリアル・イースター・エッグ
参考図書:
- Faberge and the Russian Master Goldsmiths/Gerard Hill(著)/Universe/2008.9
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