Namikawa Yasuyuki(1845–1927) -The change of the style- 並河靖之の作風の変遷
Namikawa Yasuyuki was the most famous Japanese cloisonne artist in kyoto. For his work he was nominated an Imperial Household Artist. 明治時代、並河靖之は中原哲泉らと共に有線七宝を極め、国の内外を問わず高い評価をうけました。無線七宝を極めた東京の濤川惣助と並び「東の濤川」「西の並河」、あるいは、「二人のナミカワ」などと称されました。靖之の作風は京都舎密局におけるドイツ人科学者ワグネルとの出会いや自ら開発した黒色透明釉薬などにより変遷していきます。
Early work(1873~1878) 初期の作品(1873~1878)
The second work(1878~1895) 第二期の作品(1878~1895)
The third work(1895~1903) 第三期の作品(1895~1903)
The fourth work(1903~1923) 晩期の作品(1903~1923)
Namikawa Sosuke: List of Shippo at the State Guest House, Akasaka Palace
国宝 迎賓館赤坂離宮:七宝額三十二面(作:濤川惣助)を見る。
参考図書:
- 海を渡った日本の美術〈第3巻〉七宝篇(ナセル・D・ハリリ・コレクション) /オリバー・インピー/同朋舎出版/1994.11
- 京七宝 並河靖之作品集 (清水三年坂美術館コレクション)/並河靖之/淡交社/2008.9
- 日本の七宝/鈴木規夫,榊原悟/編・著/マリア書房/1979.1
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